株式会社日本シークレット・サービスは、次世代法・女性活躍推進法に基づき、女性が活躍できる雇用環境の整備し、社員が仕事と子育てを両立できるよう、次のように行動計画を策定しています。
１．計画期間
平成２８年４月１日 ～ 令和８年３月３１日の１０年間
２．目標
・女性警備員も活躍できる警備計画を策定し、働きやすい職場環境整備に努めていく。
・全従業員の平均勤続年数を１０年以上とする。
３．取組内容
（１）自社のホームページにて採用募集及び積極的に求人媒体等を積極的に活用し、男女の新規採用者から有能である人材の発掘に取り組む。
（２）女性警備員が積極的に警備現場に配置できる環境を整え、対象となる男女社員について研修を積極的に実施し、女性の活躍推進を進めていく。
（３）次世代育成支援対策推進法等に基づき年次有給休暇取得を促進させる。
４．実施時期
平成２８年４月〜男女の新規採用者を増やすため、求人内容を見直す。毎年年度ごとに行動計画実施状況について検証を行っていく。
平成２８年１０月～女性警備員も活躍できる警備計画の策定を行い、クライアント先との協議を開始する。
平成３０年４月～男女従業員の有期雇用者から無期雇用者採用拡大する。
平成３０年６月～女性警備員の配置箇所の確保及び男女従業員の育児・介護休暇又は年休消化率を年５日以上取得するように推奨を開始する。
令和２年４月～社員が職業生活と家庭生活を両立できるように職場環境を整え、更なる改善案等、定期的に従業員から意見を聞き改善に努める。
令和２年５月～女性警備員の採用枠を増やし、女性従業員の人員を３倍へ拡大する。
令和２年６月～女性警備員を配置できる環境づくりを更に進め、女性従業員の採用枠を更に拡大する。
令和３年４月～女性社員の管理職への登用拡大。
令和４年４月～ホームページ上にて一般行動計画公表及び就業規則にて育児・介護休業規程を明文化。
令和４年６月～引き続き男女共に活躍できる警備計画等検討。
令和５年４月～女性配置を可能にする警備計画を策定し、クライアントに対して説明し、更なる女性が活躍できる環境づくりを進める。
令和６年４月～対象男女従業員に対し、その能力を更に高めるため、研修等を実施する。
令和７年４月～目標数値の達成のため、今まで施策を検討し、更なる施策を改善する。
令和８年３月～目標数値の達成状況を確認し、新たなる行動計画を策定する。
５．公表数値
弊社は程なく創立４０年を迎える企業ですが、女性社員が活躍できる場を提供できないかといった問題について、創立当初より取り組んでまいりました。
そのような中、平成２８年４月より「女性活躍推進法」が全面施行され、弊社は努力義務とされる中、改めて自社独自の行動計画を策定し、「女性の積極的な採用・女性の管理職登用・女性警備員の配置箇所の増加施策、男女共に離職者を少なくし平均勤続年数を伸ばす施策、全従業員が働きやすい職場づくり・家庭と職場を両立できる環境づくり」に取り組ませていただき、その結果として、上記のような施策の成果を出す事ができました。
警備業の根本的な問題として、クライアントからの女性警備員の要請が少なく、その労働環境からも女性が働きやすい業界とは言えないのではないでしょうか。
それらの課題に対して、クライアントと警備要領の検討をさせていただいたり、女性従業員が家庭と職場の両立が行えるように有休取得の取得率を向上させたり、男性も子育てに積極的に参加できる環境づくりなどに取り組んでいきたいと考えています。
警備要領の策定や、警備計画の改善いかんによっては、同じ警備現場であっても、まだまだ女性活躍の場を創り出せる余地があり、そのような企画提案ができるのは弊社をおいて他には無いと考え、これからも頑張ってまいりますので、応援よろしくお願いします。
